プロフィール

アルプスオーダーシャツ工房

Author:アルプスオーダーシャツ工房
Order Shirts Workshop ALPS Co.Ltd.
松本に拠点を置くシャツ工房。
長野県松本市埋橋1-8-7
TEL:0263-32-7705 FAX:0263-32-7710

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

爆裂無頼オーダーシャツ列伝 外伝その17

「レツデン」の「ガイデン」です。前回、前々回紹介したお客さんの別のシャツです。
メッシュ2p
メッシュ調のレノクロス生地のプルオーバーシャツです。衿以外は2枚とも同じ仕様です。青はボタンダウン、元々はループタブだったのがピンホールを経て、ボタンダウンにしました。この衿の入力値は今回のが素晴らしいです。これぞボタンダウンって感じです。ピンクは小ぶりなワイド、この衿は派手さはないものの、上手くまとまります。他の3枚同様ポケットは裾に二つけました。青のボタンダウン気に入りました。ぜひお試しください、きっと満足していただけると思います。
このお客さん4枚のご注文でしたが、一枚増え結果的に計5枚になりましたね。衿の入力値と裾形状をこのシャツの受注をお借りしてテストさせていただきました。いい結果になってよかったです。
スポンサーサイト

爆裂無頼オーダーシャツ列伝 外伝その16

「レツデン」の「ガイデン」です。前回紹介したお客さんの別のシャツです。
花ワンピB/D
プリント綿麻混のプルオーバーシャツです。衿はワンピースボタンダウンの入力値を最適化。ポケットは裾に二つけました。このシャツの肝は衿です。マスターではなく黄金比を求めて入力値を探っています。結果がまずまずいいので、この衿の入力値は今回のが最高、とします。衿台のボタンを掛けるとお上品にまとまり、衿台のボタンを外すといい感じのロール感になります。いい入力値です。気に入っていただけたら、「ブログのワンピースボタンダウン。」と言ってくださいね。きっと満足していただけると思います。

爆裂無頼オーダーシャツ列伝 外伝その15

「レツデン」の「ガイデン」です。弊社のお客さん元気なシャツを作られる方が多いです。
レジウノ花柄2P2
イタリア、レジウノ社のプリントのリネン100%の生地を使って作られたプルオーバーのシャツ2枚です。質感はアルビニが好きですがプリントは間違いなくレジウノが好きです。今回の生地も素敵なプリントリネンです。いつも面白いプリント生地に出会います。リネンの生地を比べてみると、シャリ感が強く堅牢なアルビニに対し、レジウノは実に軽い。着衣感もかなり変わってきます。
どうして2着分の写真があるかが今回の記事の肝なんです。実はこの2枚、1着分の生地で出来たんです。インポートなので生地巾は150㎝、丈は180㎝の「ダブル巾着分サイズ」です。通常の男性モノなら1着作って若干生地が余る程度なんです。今回の場合、お客様が身長が153センチ前後の細身の体型である事。シャツ仕様が、半袖かつプルオーバーである事。この二つの条件が整い、裁断に指示し配慮してもらうと。着分の生地で2着できちゃうんです。同じシャツを2着作っても面白くないので、片方は同じ衿の衿台のみを仕様してスタンドカラーにアレンジしました。
実に全く無駄がない。生地も使えるようなサイズのものは残りませんでした。裁断の尽力につきますね。同じ衿型でバリエーションがついたのも素晴らしい。
お客様のから高額な生地をお預かりして、そこにハサミを入れるわけですから責任ありますよね。そのお客様の財産である生地を最大限生かそうという思いが、今回のようなシャツ作りになるんです。
もちろん工賃こそ増えますが、お客様には満足していただけました。

松本潤様

残暑お見舞い申し上げます。こんな暑い日が続く日々のロケにうってつけのシャツの提案です。
松本潤
衿は派手さはないものの、素晴らしいバランスの衿。私のお気に入りです。上辺以外のラインに傾斜のあるカットカフスをツインバレル。ステッチは衿とカフスが3㎜、前立てが10㎜と使い分け。と、デザイン的にはそんな所。このシャツを2枚縫います。仕掛けはこの後です。一枚は身生地のみで縫い上げます。シャツ一枚になるシーンで着用してください。そして、もう一枚に一工夫。通気性を良くする狙いで袖と後ろ身頃をメッシュ地を使います。スーツを着て見える部分は身生地で作って、隠れて見えないパーツをメッシュにするんです。屋外で、スーツを着用のシーンで重宝してくれると思います。うっかり上着を脱ぐシーンでは使わないでくださいね。でもそれもアリかも。後ろ姿がセクスィー度アーップッ!メッシュ越しに背中が丸見えでスゥ。
寸法は目測での推定値ですので受注の際はきちんと採寸させて下さいね。
それでは上記伝票で受注お待ちしております。

ドレスシャツ鑑賞マニュアル シャツのシャの字 17

ミクロな視点からシャツを読み解くことで細部の意味合いや違いを味わって頂こうと思い縫製仕様のあれこれを紹介します。今回は第17回「衿台ステッチ」です。次に続く記事の準備です。
衿周りステッチ
衿台をよく見てみると、何本かステッチがあるのが見て取れます。工場によっても、シャツによっても多少違いはあります。写真の衿台にあるステッチを説明します。一番上衿羽に平行に伸びるのは「衿台伏ステッチ」。衿羽と衿台の地縫いを補強し飾るステッチです。二番目衿台を縦断する「衿台芯止めステッチ」芯地と生地を縫い付けパーツ作りを容易にし衿台を飾るステッチ。三番目に衿台をぐるりと回る「衿伏せステッチ」衿台と見頃をつなぐ時縫いを補強し飾るステッチです。
今回はこの三本のステッチを覚えてください。